Legends of Runeterraのアーリーアクセス権がメールでお知らせされたので、さっそくプレイしてみました。
大人気バトルアリーナゲームのLOLを、カードバトル化した今作。
そのオープンβ、実力やいかに?

面白すぎてヤメ時を見失う

結論から申し上げると、面白すぎ。
レビューのためにプレイするはずが、気付いたら数時間も経っている有様です。
割とオーソドックスで目新しさも特筆するほどは無いこのシステムで、よくもまあこの中毒性を生み出せたものです。
完璧なチュートリアル

他ゲーに比べてルールの難しいカードゲームにおいて、初めのチュートリアルはかなり重要な部分です。
説明不足でなく、かといって長ったらしくあるべからず。
手腕をおおいに問われる最初の掴みです。
LoRのチュートリアルは、そういう意味である種満点でした。
ベーシックな操作方法とルールの理解を、短く濃密に教示してくれました。
付加的な更なるチュートリアルも選択可能で、そちらではやや詰将棋に似たワンターンの課題などを課されます。
これも非常に面白く、アハ体験的な気持ち良さに満ち溢れています。
シナジーが爽快

LoRでは’コンボ‘と題される、いわゆるカード同士の相乗効果。
例えば上記はチュートリアル内でプレイヤーに伝授される、
レベルアップ状態のヤスオによるスタンorリコールした敵への追加攻撃です。
左のミーナはサモン時に敵三体をリコール可能で、すなわちヤスオのアタック5が三体にヒット。
これはゲーム内で、非常に強いコンボです。

この他にも互いにシナジーを持つカードは多々存在しており、いくつものメタが生まれそうな予感を持たせます。
上記は、「いたずら者の幻影」を主軸に、直接相手のネクサスを叩くスタイル。
場の味方カード数が多いほど、甚大なダメージを与えることが可能になっています。
とはいえ実戦で都合良くこれらをポンポン引けたら、そりゃ苦労しないです。
でも逆に考えると、簡単にはいかないからこそ、決まった時の爽快感が段違いなんですよね。
演出がいちいち気持ちいい

カードゲームで割と大事なのが意外と、ゲームシステムに関わらない演出面だったりもします。
長くプレイする中で数百から数千回も見ることになる、アニメーション、カットインや立ち絵などなど。

LoRでは細かい演出が非常に気持ちいい仕上がりで、とにかく長すぎず短すぎず、にこだわっていることが窺えます。
冗長すぎてスキップしたくなるような画面効果は一切なく、スピーディな中にもしっかり意図を伝えるための仕掛けが施されています。
この時間感覚。
なかなかどうして、ここまで絶妙に仕上げるのは難しかったはずです。
対人マッチングについて

マッチング時間は爆速で、10秒以上待つことが珍しいレベル。
アジアサーバーでもプレイ人口は豊富に居るようで、ノーマル(カジュアル)もランクマッチも、問題なく対人戦を楽しめます。

もちろん対BOTと異なるのは、時間制限の概念。
右枠にオシャレな氷のゲージが追加され、時間切れで入力受付終了になります。
ランクマッチの住民はやっぱり強い

メタも何も知らない状態でランクマッチ突撃してみましたが、やはりカードゲームに慣れている手練れの多い印象。
ほぼ同じランク帯でマッチングしているにも関わらず、結構な勢いでボコられてしまいました。
とはいえ敗北してもがっかりうなだれるタイプのゲームでないのが、好印象。
気付けば「もう一戦!もう一戦!」とスルメリピートしてしまいます。
ノーマルマッチではややトロールな人も
オーバーウォッチのフリープレイ魔境とまでは言わないものの、ノーマルマッチでは少し状況が悪いと萎え抜けしてしまう人も若干は居ます。
せっかくシナジーが揃いそうな瞬間に降参されてしまうと、ややガックリ来てしまうのも事実。
しかし前述の通り、マッチング自体は爆速なので、それほどマイナスポイントとも言えないかもですね。
ともかく本腰入れてガチプレイを楽しみたいならば、ランクマッチを推奨します。下手でも楽しいですよ。
結論:楽しい
こんなに面白いゲームが無料で遊べるってんですから、良い時代に生まれましたね。
それでは、もういっちょランクマの沼に浸かって来ます。
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