グラフィックボードはどれを選ぶべきか。
いつの日もPCゲーマーを悩ませる、永遠のテーマです。
今回は単純な性能比較だけでなく、コストパフォーマンスを最重視したグラボ選択の可能性を探っていく記事です。
グラボの性能不足や故障で、新調をお考えのアナタにぜひ。
グラボごとの単純なスコア比較
まずは各グラボの、単純な性能比較を行いましょう。

ある程度ポピュラーなもので、デスクトップ型上位20位までに絞った性能表です。
ご覧のように、RTX 2080 Tiが頭一つ抜ける結果になっています。
この数値はNVIDIA Titan RTXに肉薄するものであり、
「個人ゲーマー用のグラボもついにここまで来たか」と感じさせる貫録であります。
次に買うならRTX 2080 Ti一択なのか?
「PC環境のためなら、金に糸目をつけないぜ」
という方ならば、間違いなく2080 Tiを入手すべきでしょう。
しかし恐るべきは、その値段。もはや都内の家賃並みです。

Oh…
US圏ではこれより若干安く購入可能なようですが、
それでもアベレージで1049ドル(113,258円)ほどを強いられるようです。
もちろん性能的には、今後数年に渡って主力として長く戦えるグラボです。
全てのゲームにおいて最高設定や4K画質、フレームレートを求めるならば買いと言ってもいいでしょう。
グラボごとのコスパ比較
では次に、【 性能 / コスト 】の観点でグラボを比較。
新たに採取したスコア値を、平均プライスで割り算してみましょう。
どれだけパフォーマンスが良かろうとも、
分母(=費用)が大きいものはランキング上位を獲得することが出来ない仕組みです。
いわゆるコスパ。
コチラも上位20位までを表示。

おっとこれは、なかなか驚きの結果になりました。
性能王者のRTX 2080 Tiが、その姿すら見せません。

こんなところに居ました。同率48位。
スコアは15.9というお粗末な結果です。
GTX 1650 Superを選択すべきか?
コスパ表でぶっちぎりの首位に躍り出たのが、GTX 1650 Superです。
ではPCゲーマーは、一択でこれを買うべきでしょうか?
第.62位
最初の性能表での、GTX 1650 Superのランキングです。
最近のゲームの中では、比較的軽いと言われるSEKIROあたりだと60FPSは出るそうです。
しかし元々ミドルクラスということもあり、ハイスペックゲームには到底向いていません。
FF15や、MHWなどをプレイするにはそこそこ厳しいことが予想されます。
グラフ同士を比較してみた
ここまでの二種類の表を比較させましょう。

ここで注目すべきは、どちらも共通してランクインしているグラボです。
- AMD RX 590 – 239.99$
- AMD RX Vega 56 – 269.99$
- AMD RX 5700 – 329.99$
- AMD RX 5700XT – 379.99$
- NVIDIA RTX 2060 – 344.99$
- NVIDIA RTX 2060 SUPER – 399.99$
上記が、どちらも20位以内にランクインしたグラフィックカード一覧です。
Radeon製品が多い結果になりましたね。
恐らくこの6種類からグラフィックカードを選択することが、
最もコスパ良くPCゲームを楽しむカギになっていると思われます。
GeforceとRadeonのどちらを選ぶべきか?

完全な好みです。
10年以上前は開発が新作ゲームにどのグラフィックカードメーカーを選択するかで、大きくユーザーのパフォーマンスが左右されることが多かったです。
しかし今や最適化はゲーム側とカード側で共にマストの課題であり、我々が気を揉むほどの違いは見受けられません。
Geforceならどっち?
AmazonでRTX 2060とRTX 2060 SUPERを比較すると、およそ4,0000円~4,5000円の差に留まります。
ここで今一度、最初の性能表を見直してみましょう。

スコアにして3,000程度と、無視できないレベルの差が生まれています。
5,000円の追加でこのパフォーマンスを獲得できると考えた場合、それほど悪い投資には思えません。
よってある程度将来での運用を見据えた場合には、
RTX 2060 SUPERを選択すべき、という結論に至りました。
価格自体もRTX 2080 Tiの1/3程度とリーズナブルで、
都内の家賃から駐車場代金程度までカットに成功しています。
Radeonならどれを選ぶ?
4種類のグラボを、スコアとコストで比較しましょう。

RX 5700 XTを基準として、他3種のコスパを視覚化しました。
やや見辛いですが、紫線と青線の推移に乖離があるのが分かると思います。
- RX 590 > コストに対してスコアがやや下回る
- RX 5700 > コストに対してスコアがやや上回る
- RX Vega 56 > コストに対してスコアがかなり上回る
上記から、RX Vega 56がかなり優れたコストパフォーマンスを持っていることが窺えます。
値段もAmazonで35,000円程度と、悪くないリーズナブルさです。

性能自体は、
Geforce RTX 2060 SUPERとほぼ同等です。
奇しくも、似たランクのビデオカードが最有力として選ばれる結果になりましたね。
BTOで選択可能なショップは?
上記二種を選択可能な、オススメのBTOショップを検索してみました。
( Build To Order = 受注生産 )
グラボだけでなくPCをまるごと新調したい方や、
これから初めてのデスクトップPCを購入する時の参考にしてください。
NVIDIA RTX 2060 SUPER
AMD RX Vega 56
残念ながら、AMD RX Vega 56を含んだBTOパソコンは、現在取り扱いが無いようです。
まとめ
検証結果:コスパの最も高いグラボ
- NVIDIA RTX 2060 SUPER
- AMD RX Vega 56
現状での結果は、上記のようになりました。
今回の記事はもちろん、PCにどれだけ給料を注いでも痛くない方には参考にならないでしょう。
しかしある程度の出費を抑えながら、快適にPCゲームを楽しみたい方には最良の選択であると言えるでしょう。
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