エクストリームを超えた最高難易度、サバイバーモード(生存者モード)で聖櫃(Arks)のクリアガイドを解説するページです。
究極にマゾいこのゲームモードで、恐らくA New Home(新しい家)の次に優しいシナリオ。
しかし圧倒的にシビアなリソース管理と、不満/希望ゲージに押し潰されたプレイヤーが大半かと思われます。

めっちゃ苦労しましたわ…。
また基本的な挙動はノーマル~エクストリームでも同じため、この記事の戦法は同シナリオ内ならば通用します。
よって初見ノーマルでつまづいてしまった方も、当記事を参考にしてください。
そもそもFrostPunkってなんやねん、という方は以下の記事をどうぞ。
シナリオの特徴

まず、シナリオの特徴を頭に入れておきましょう。
- 全員がエンジニアで、人数は増えない(ニューマンチェスターの使者のみ例外)
- 不満は減りやすく、希望は上がり辛い
- 低下した温度は二度と上がらない
上記に加え、大嵐到来前に最終目標をクリアしなければなりません。
- 石炭備蓄 8,000
- 糧食備蓄 500
- 住宅 5棟
- 遠征解散
特別厳しいのが石炭と糧食。
ノーマルでは適当に流しても割と楽勝なのですが、ハード以上ではこの部分のリソース管理はかなり厳格に行わねばなりません。
切り捨てるもの
- 苗木×2
- ニューマンチェスター
サバイバーモードでは、このふたつを切る以外の選択肢はありません。
街に近い苗木二箇所を全力で守り、ほかのふたつは開幕で捨てます。
またニューマンチェスター関連のイベントは、完全に無視の方向で進めましょう。
聖櫃:序盤の攻略
序盤の目標は、なんといっても温室の確保。
ハンター小屋の使えないこのシナリオでは、一刻も早く温室を建設しないとエンジニアたちがバタバタと倒れていきます。
収集

開幕の収集配置。
オートマトンは、ここからしばらくの間延々と石炭を掘らせ続けます。
このシナリオでは、点火忘れの充電失敗リスクや不満上昇を考えると、日中のジェネレータオフ戦法は有効ではありません。
最後までオンのままで駆け抜けます。
苗木の破棄

開始直後、道路を解体して画像位置の苗木に送られる石炭を遮断します。

貴重な材木を得つつ、今後の石炭消費を抑えることが出来ます。

苗木が凍ると希望は一気に急落するものの、二箇所ならば許容範囲です。
上記では無駄な道路も解体し、少しでも石炭消費を抑えています。
法律

スープ・緊急シフト・荒療治・過密状態のゴールデンコンボ。
これ以後は、不満の値と相談して延長シフトや闘技場などを取得していきましょう。

最終的な法律は上記。
義肢も取得していますが、工場で開発は行いません。
注意
24h労働を使い過ぎないこと!
開幕のビーコン開発と、終盤の不満値安定期以外で緊急シフトを多発すべきではありません。
たいてい、不満が抑え切れずに追放されるハメになります。
一夜目

一夜目に救護所、ワークショップ、調理所を建設。
テントはすべて、要求があってから建てます。
ともかく序盤で必須となるリソースは、
- 材木 : 建築物 + ビーコン用(20 + 40) + ティア 1用 50
- 鉄 : ワークショップ 5 + ビーコン 35 + 温室 10
これを意識します。
またこの時点で不満値は総じて低く、テントの要求に応えれば簡単に回復可能です。
よって一夜目、さっそく緊急シフトを発動するのも手です。
開発は、もちろんビーコン。
開発

ビーコン開発後、即座にティア1を選択。かなり大量の材木が必要になります。
ここで暖房やスチームハブを開発してしまうと、その後ほぼ餓死 or 木材不足で詰みます。

ティア1解放後、温室を開発したい気持ちをぐっとこらえます。
最速ならば、ウォールドリル開発後に温室開発でもギリギリ死人は出ません。

ウォールドリル、温室開発後あたりでおそらく外気温が-40℃になります。
このタイミングで野外のエンジニアは収集を止め、追加ワークショップと温室で生産をさせます。
スカウト

スカウトは野良オートマトンを街に送り、そのままドレッドノートで工場の図面を確保。
このタイミングで一度街へ帰還しましょう。
その後の動きは、スチームコアを集めつつリソースを街に運ぶ挙動で。
ニューマンチェスターを無視する動きでさえあれば、そうそう間違った移動経路にはなり辛いはず。
聖櫃:中盤の攻略

序盤の目標である温室建築で食糧問題が解決しました。
そして工場の図面を獲得し、オートマトンが二機揃ったところで中盤戦開始です。
中盤の目標としては、合計7機のオートマトンを作成することです。
しかし当然ながら、温度は下がる一方。
合間合間でジェネレータや暖房のアップグレードも必要です。
また鉄の確保がキツくなってくる時間帯でもあり、スカウトのこまめな帰還が求められます。
温度管理

-40℃あたりで、暖房を取得。
苗木はすぐには凍らない + オーバードライブでしばらく耐えられるので、慌てて開発することもありません。
-50℃ではスチームハブを開発し、苗木 + (救護所・温室・調理所・ワークショップ)を範囲内に入れましょう。
テントは、無視無視。
これ以後も、オーバードライブで難所を乗り切るテクは必須になります。
限界の警告が出るまで酷使することで、石炭が厳しい場面でもやりくりすることが可能になります。
石炭問題

スチームハブ + 暖房の状態になると、流石に初期オートマトンの野外石炭拾いではマイナスになっていきます。
早めに採炭を取得し、建設してしまいます。
ただし石炭をオーバーフローさせてもこの時点では無意味なので、材木が足りない場面ではウォールドリルを掘らせ、石炭が枯渇気味なら採炭に戻すというマメな管理が必要です。
これを怠ると、次のオートマトンが生産出来ません。
オートマトン製造

めちゃくちゃキツいのが、オートマトンのコスト。
7機製造しようとすると、材木/鉄が700ずつ必要です。
ウォールドリルでそこそこ材木の確保は速いものの、圧倒的に不足するのが鉄。

ティア2開発前に製鉄所を開発し、
二箇所建設しておきましょう。
この二箇所の製鉄所は、終盤までほぼフル稼働のままになります。
注意:開発を優先しない
時間のかかるワークショップをついつい優先しがちですが、中盤の目標はあくまでオートマトン製造。
これを後手に回すと、間違いなくどこかで詰みます。
リソースは優先的に工場へ回しましょう。
住民は後回し

ジェネレータ出力UPでテントを温めたくなる気持ちは捨て置いて、ティア2を取得。
素早くティア3の蒸気炭鉱を取得しないと、いずれ石炭不足で破綻するからです。

-50℃の段階でも、正しい法律とオーバードライブ運用ならば、まだテントで耐え切れます。
これ以後も、出来るだけ住宅までの開発は後回しにします。
野外採集さえしていなければ、病人や死人が増えまくることもありません。
ただしテントが凍ると不満が爆発気味になるので、合間を見て宿泊小屋は取得しておきましょう。
聖櫃:終盤の攻略

左下のタスクを更新出来たら、
いよいよ終盤戦です。
蒸気炭鉱&炭焼窯の開発

最大の難関である石炭8,000の備蓄。
新型炭鉱の開発がキーであることは薄々理解出来ても、ティア5への到達は容易ではありません。
そこで炭焼窯の出番です。
採炭に比べて9.0/dayと乏しい生産量の上、材木を消費する微妙建築物。
しかしこのシナリオでは、まさにキーと呼べる重要建築になります。

ということで新型炭鉱の開発までは、炭焼窯を一件立てて石炭生産を底上げしておきます。
またアップグレードのサーモスタットと炭焼窯送風機では、効率が33%ずつも向上します。
これらも、住宅開発後などに追加しておくことで余裕を持つことが出来ます。
オートマトンの割り当て
- 炭鉱×2
- ウォールドリル×1
- 炭焼窯×1
- 温室×1
- 製鉄所×2
最終的に、上記7体の運用です。
注意点として、温室のオートマトンは出来るだけ早めに割り当てることです。
エンジニアだけで終盤まで生産させると、間違いなく備蓄量が不足します。
また製鉄所の2体は、最終盤の鉄が不要の場面で解雇し、野外石炭拾いや建築/解体などに回しましょう。
最終開発スキル状態
ヒーティング

聖櫃では-90℃までしか気温が低下しないため、ジェネレータの最大出力強化は不要です。
-60℃に向けてジェネレータ出力や、暖房を一段階ずつアップグレードしていきましょう。
探査&産業

ビーコン以外は完全に不要。
資源

ウォールドリルはティア1のものでもかなり優秀であるため、炭焼窯の開発まで木材は余りがちになると思われます。
適宜別施設へオートマトンを移し、足りないリソースを補わせます。
食事、健康&シェルター

このプレイでは温室で間に合いましたが、どうしても糧食の足りない場合は産業温室まで開発しても構わないでしょう。
ただし優先度は最低であるため、最後の手段であることは伝えておきます。
あとは祈るのみ…

最後に出来るのは、神頼み…。
残り日数が2日を切れば、不満も希望も関係ありません。
緊急シフトや建築解体を駆使して、どうにか石炭と糧食を捻出しましょう。

うまくいけば、これで晴れて聖櫃のサバイバーモードをクリアです。
コツを掴んでからはある程度再現性があることを確かめたので、誰でもこれでクリア可能なはずだと思います。
とはいえある程度の根気は必須なので、折れない気持ちでぜひプレイしてみてください。
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