ブリザード公式のページで、ディアブロ4のシステムデザインに関しての続報が日本語訳で記されました。
熱狂的なファンが日夜フォーラムで繰り広げる議論と、それをフィードバックしていく姿勢を見せるブリザード。
もう今から、ワクワクが止まりません。
レアアイテム(黄色いゴミ)への救済

Diablo3では鍛冶屋で溶かされる為だけに存在していた、黄色いシンボルでお馴染みのレアアイテム。
フォーラムでは数年前からこの仕様に対して意を唱える声が多く、前作、神ゲーDiablo2から退化した劣悪なものだ、と叫ばれていました。
確かにリリース直後はまだしも、後年のDiablo3ではレジェンダリーorセットアイテム、それもエンシェント付きでなければ見向きもされないものになってしまいました。
(発売直後のオークション機能が有効だった頃は、レアアイテムが現実通貨でも売れるくらいの役割を果たしていた)
よってスタックに並んだ黄色いアイテムは、無条件で溶かされるか、或いは道端にぶん投げられるだけの存在になってしまったのです。
レアアイテムに能力付与が可能になる
新たなタイプの消費アイテム(名称未定)を導入します。
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他のアイテム同様、このアイテムはモンスターを倒すと手に入ります。
エンドゲーム終盤でしかドロップせず、レジェンダリー特性がランダムで1つついており、非レジェンダリー・アイテムにその特性を移すことが可能です。
この機能によって、レアアイテムでも数値を吟味する意味が生まれました。
恐らくレジェンダリーに比べて、レアアイテムは各補正値が優遇される傾向になるのでは?
なんにせよ、全身がレジェンダリー一択を求められなくなるのは万々歳です。
固定ビルド至上主義の脱却

IKやRaekorという固定ビルドを目指す場合、どうしても各部位の装備は限られてきます。
そのため各々のプレイヤーは多様性を失いがちで、GRのランカーは誰もが似たり寄ったりのカスタマイズであることが多々見られました。
Diablo4では各アイテム特性を増し、更にキャラクター性能をアイテムだけに決定させないとしています。
それは第二のステータスとされる、 Angelic、Demonic、Ancestral パワーと、メインスキル構成による多様性と思われます。
恐らく誰かが有用性のあるビルドを発表しても、他のプレイヤーが丸々コピペ出来る仕様にはなり辛いのではないでしょうか?
武器は攻撃、防具は防御
攻撃力が得られるのは武器のみ、防御力を得られるのは防具のみという形に変更しました。
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割り切った仕様として、上記のような仕組みが用いられるとのこと。
武器にVITが付いたり、指輪にASが入ることはなくなるようです。
よって単純に、部位ごとにランダムで振られるステータスの種類は減少する傾向にありそうです。
しかし前段では”アイテム特性を増やす”とされているため、恐らく未知のステータスが追加されることは必至でしょう。
なんにせよ、要らないステータスが付いてしまって泣く泣くアイテムを破棄することが減り、単純に火力や防御力の吟味だけを行える仕様になると考えられます。
エンシェントアイテムは廃止へ
検討を重ねた結果、現状の形でのエンシェント・レジェンダリーは完全に廃止することにしました。
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現状のDiablo3ではエンドコンテンツ用のテコ入れでしかなかったエンシェントですが、次作では完全廃止とのこと。
正直プレイヤーにとっては、装備刷新にかかる手間が増えただけでしたからね。
リリースが待ち遠しい

割とソロゲー仕様だったDiablo3と比べて、PvPエリアやシームレスオープンワールドで他プレイヤーとの遭遇がウリになっていきそうなDiablo4。
早くプレイしたくてたまりませんね。
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