コードヴェイン用にNexusで配布されているReshadeを、実際に使用した所感を記していきます。
ぜひ参考にして、更に高品質なゲーム体験をどうぞ。
※Reshadeのインストール方法に関しては以下の記事から。
SoulsVein
現時点で最も人気のプリセット。
名前からしてダークソウルを意識したような調整になっていますね。
白霧、もやのような霞を消し、ややシャープエッジを効かせたメリハリが特徴です。

このロケーションだとややVividに見えますが、現存のプリセット群の中では落ち着いた方です。
バランスの良いセッティングに仕上がっています。
Code Vein ReShade
落ち着いた雰囲気のプリセット。
- Light
- Test 1 (DOF)
- Test 2 (DOF Less)
- Test 3 (No DOF)
このような四種類の.iniが同梱されています。
Test 1はかなりDOFがきつく、その下位であるTest 2もやや強め。常用向けではありません。
UIの文字がボケても問題無い、スクリーンショット撮影に特化したプリセットと言えます。
Lightでは明るさを意識した仕様になっています。
デフォルトのグラフィックを正当進化させた感じですね。

上記はTest 2バージョン。
常用に耐えないTest 1&2ですが、そのぶんセッティングはかなり上質。
風景やキャラクターを撮影するには、一番良いプリセットだと思いました。
奥行きを感じさせるボケが見て取れますね。
E3FX for Code Vein
こちらも人気のプリセット。
暗いところを暗く、明るい部分をより強調するメリハリがクセのあるセッティングです。
AOを強めに使っているのが強みで、圧倒的に立体感が優れます。
ただし洞窟などの探索では、やや視認性が悪くなる傾向にあります。
またAOが効き過ぎているが故、キャラクターに妙な影が映ってしまうこともしばしば。

他のSSと比べて、サスペンダー部にも影が効いているのが窺えます。
これが良質に働く瞬間と、そうでない瞬間があります。
とはいえ、光源の美しさでは圧巻ですね。
Art School Final by himawari_a
かなり強烈にクセのあるセッティングです。
暖色のVividが特徴で、夕焼け系のロケーションでは、画面が真っ赤に染まります。
しかし人肌の描写においては、健康的な肌色をうまく描画出来ています。

かなり赤いです。
現存のプリセットの中では、最もかなり派手めに仕上がったセッティングですね。
人種間での網膜の違いによって、色合いの好みは概ね大別されるそうです。
日本人にとっては、やや色味がうるさくなるかも?
Art School Final by himawari_a
Code Vein – Vibrant Reshade
上記より更に強烈な仕上がりになっているプリセット。
現状、最も色合いが激しいものになっていると思われます。

赤系統ではArt School Final by himawari_aに劣るものの、青や緑も強めに描画されます。
ま、眩しい……。
UE4 ReShade – True HDR
注意!
このプリセットを使用する場合、他のReshadeファイルとは共存できません。
全てのファイルを他の場所に移してから、このファイルセットを導入しましょう。
HDR光源と、強めのDOFが特徴的なプリセット。
他プリセットとの共存が出来ないため、使い分けが禁じられるのがやや弱みですね。
AとBの.iniファイルが同梱されています。


Bの.iniの方が、肌色に関してはやや健康的に描写されています。
DOFがやはり問題で、UIの文字がしばしば妨害されます。
自分なりのプレイ用.iniを作成するのがベターかもしれません。
Clean ReShade Preset
こちらもデフォルトの延長上にあるセッティング。
黄色味を排除したものや、スペックに余裕のある人向けのNFAA付きなど、様々なオプションを選択可能です。

画像はNFAAのNoYellowTintバージョン。
自然な感じが好感触です。
番外編:CRT TV reshade preset
ネタ枠。
大昔のブラウン管テレビを、やや誇張して再現したプリセットです。
常用すると、かなりの確率で目をヤラれます。

ビビッ、とノイズが走っています。
結論:どれがオススメ?
やはりE3FX for Code Veinの立体感は図抜けています。AOが仕事しすぎ。
暗さという弱点もあるものの、設定で明度を上げたり、或いは自己流に.iniカスタマイズで対応可能ですからね。
ただ、Code Vein ReShadeの調整も捨てがたいです。
完全にスクリーンショット撮影用と割り切るなら、このセッティングが好みでした。
フリーカメラでスクリーンショットを撮影するには、以下の記事を参考にしてください。
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